フィリピンの交通手段!~フィリピンならではの〇〇とは?~
こんにちは。
昨日は公共交通機関のストライキで、息子の小学校が休校になったため、家族水入らずで過ごしたLumpia(るんぴあ)です。
聞けば、運賃の変更(もっと高い料金にする)のためのストライキだったそう。確かに、日本と比べたらめちゃくちゃ安いです。ただ現地の人たちにとっては厳しい値上げになるかもしれません…
今日は、そんなフィリピンならではの交通手段についてご紹介します。
★フィリピンの交通手段いろいろ★
フィリピンでの移動手段
フィリピンでは日本のように『歩く』という習慣はありません。
ちょっとそこまで行くにも、何かしらの交通手段を利用します。
おそらく、運賃が安い事、日差しが強くて歩くのが大変な事…などが関係していると思います。
タクシー
タクシーは、地域によって値段が違うと聞きます。ここイロイロ市では初乗り40ペソ(約85円)からのスタート。
マニラなどの大都市では、メーターを回さない(言い値をつける)、メーターの小細工をされる(急に値段が上がったりする)などのタクシートラブルも多いと聞きますが、ここでは外国人向けのそういったトラブルは全く聞いたことがありません。
お釣りの数ペソさえもちゃんと返してくれる人が多いです。
運転に関しては、日本では考えられないくらい速いスピードを出す(運転が荒い?)人がたまにいるので怖いですが、クーラーは完備されているので涼しいです。
もし選べるなら、車の外観がきれいなタクシー(傷があったり、へこんでいないタクシー)を選ぶといいでしょう。
写真のタクシーはイロイロ市で信頼できると評判のタクシー会社です。黄色いラインが目印。
乗り方は日本と同じで、手を挙げて止めるか、電話で予約してきてもらう方法があります。
ドアは自動ドアではないので、自分で開けてくださいね!
バス
長距離の移動になると、バスでの移動になります。タクシーで移動すると、とても高くつくのでバスを選びましょう。
バスの運賃は行く場所によって違いますが、日本と比べたら格段に安いです。
その代わり、利用者が多い時には歩道に立ち客があふれたりするので窮屈になることもあるかもしれません。
バスによってはトイレがついているものもあります。
トイレがついていない長距離移動では、日本と同じくトイレ休憩があります。
バスもドライバーによるとは思いますが、基本的にスピードが速いです。道が悪い場所を走る際はとても揺れるので、酔い止めを飲んでおいたほうがいいかもしれません。
客室乗務員(料金を集めたりする人)がいるので、その人に行先を言ってお金を払います。
降りる場所になったら、降りる事を客室乗務員に伝えると、ドライバーに言ってバスを止めてくれます(スピードが速いので、気持ち早めに伝えてください)。
場所の名前が分かれば、前もって伝えておいてもOKですが、お客さんが多いと忘れられちゃう事もあるので安心はできませんよ!
バスによっては入り口のドアを開けっ放しで走ります(特に乗客の乗り降りが激しいバス)。
乗り方は、ターミナルなどの乗り場から乗る、もしくは手を挙げて止めて乗ります。
ジプニー
ジプニーはフィリピンでは最も一般的な交通手段です。
現在イロイロ市では初乗り4キロメートルまでは8.5ペソ(約18円)、学生・高齢者・妊婦などは7ペソ(約15円)です。
料金の見直しは定期的に行われるようで、私がここに住み始めてから1度値上げをしています。もしかしたら、これから先も値上げがあるかもしれませんね。
料金の払い方は独特で、客から客へバケツリレーのようにしてドライバーまでお金を届けるというシステム。
料金をピッタリ払えれば何も言わなくてOKですが、おつりが必要な場合はドライバーに行先を伝えてください(たまに客室乗務員的な人がいるので、その場合はその人に伝えてください)。
おつりも先ほどと同様、ドライバーから客から客・・・そしてあなたへと返ってきます。
たまにお釣りを忘れるドライバーもいるので、しばらくしてもお釣りがかえって来なかったら教えてあげてください(運転しながら勘定しているので、結構忘れる人います…)。
下りるときは自己申告制で、大きい声で『降ります!』と言うと止まってくれます。
イロイロ市では『サルガーラン』と言えば、降りられますよ!※地域や島によって言葉が違うので気を付けてください。
英語で言うなら、『I'm getting off(アイムゲティングオフ)』。
または、コインで手すりをカンカンってやるのも降りるときの合図になります。
↓上に手すりがついています。ここをコインでカンカン!って叩いてください(写真は夜のようす)。
現地の人たちがチューチューと口を鳴らすのも、ジプニーの降りる合図。突然始まるチュー音(?)にビックリする留学生も多いです(笑)。
ジプニーは走るコースがそれぞれ違うので、フロントガラスやサイドに書いてある表示(行先が書いてある)をよく見て乗りましょう。
どれに乗ればいいか分からなければ、ドライバーに直接きいてみてください。その辺の人でも親切なので、知っていれば教えてくれると思います。
乗り方は道端で手を挙げて止める方法 が一般的。ターミナルからも乗れます。大きな交差点など、止まれないスポットもあるのでなるべく交差点は避けてください。
トライシクル
こちらも、フィリピンでは一般的な移動手段です。
オートバイの横にサイドカーのようなものがついていて、そこには4人乗れます。外国人はこちらに座らされることが多いです。
それ以外に、ここの人達がバックライトと呼んでいるバイクの後ろ部分(ドライバーの後ろ)にも2人乗れます。ここは上級者向けなので、無理して乗らないでください(手すりなどはついていますが、ちょっと危険です)。
トライシクルも乗れる区画が決まっているので、ドライバーに聞いてみてください。
トライシクルには公共のものとプライベートのものがあり、公共のものは決まった値段を設けています。基本的に乗り合いなので、お客さんがいっぱいにならないと発車しないです。
プライベートのものは公共トライシクルより値段が高いです(乗り合いではない)。値段交渉によっては安くなることもあるらしいですが、乗る前に必ず料金の確認をしてください。客が外国人であることをいいことに、ぼったくるドライバーもたまにいます…
乗り方はジプニーと同様です。
バン
バンはバス同様に長距離利用の時に使用します。バスとの違いは目的地へ直接行く(途中で客の乗り降りがない)ので、バスより早く着く事です。ワゴン車です。
貸し切りもできますし、乗り合いもあります。
貸し切りの場合は1台いくら…という料金設定なので、乗る人数が多ければ多いだけ安くなります。
ターミナルや大型ショッピングモールなどにいるので、そこから乗ります。
ペディキャブ
自転車版のトライシクルみたいな乗り物。
歩くのが面倒なとき、荷物が多いとき、暑いときなどに利用するみたい。料金はトライシクルと変わりません。だいたいは小さい範囲で営業しています。乗り方もトライシクルと一緒です。
青い人をさがせ!!!
実際に訪問した際、フィリピン特有の公共交通機関を利用することで、きっと新鮮な気持ちになると思います。
旅の醍醐味ですね。
問題点はどのジプニーやトライシクルに乗ればいいか分からない事だと思います。
そんなときは、青い人を探せ!
(イロイロ市だけかも…??)
青い人とは、青い制服を着たトラフィックポリス(交通整備員)です。交差点などによくいます。
この人達に行きたい場所を伝えれば、どのジプニーに乗ればいいか教えてくれます。(もちろんその辺を歩いている人でも大丈夫です。知っていれば教えてくれます。)
いかがでしたか?
異国特有の交通機関を使うことで、旅行感がぐっとアップする事間違いなしです!ぜひ訪問の際はお試しください!!
また是非遊びにきてください!
ぽちっと★↓ していただけたら嬉しいです!
ありがとうございました‼